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どっちもどっち

  •  2011.06.30 15:26
6月30日(木)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

ギリシャで、国家破産を回避するための財政再建の計画が、国会で承認されました。

首都アテネには、増税やリストラに反対する、大勢のデモ隊が、連日、国会の前を
取り囲んでいます。何十人ものケガ人も出ています。

政府の無能や、過去の税金の悪政に対し、国民が怒るのは仕方がないことですが、
自分にとっては、どっちもどっち、という感もあります。

無能な政治家を選んだ国民の責任、という日本の現状に似た理由もありますが、
もう一つは、国民の体質です。

昨年のヨーロッパ取材を通して聞いた話ですが、とにかくギリシャ人は、働くのが嫌い、
さらには税金を払うのが嫌い、脱税、滞納は当たり前、との国民性だというのです。

拙著『最強国家』でもご紹介しましたが、なぜスウェーデンであれだけ厳しく、税金の
取り立てが過酷なのか、といえば、実は、ギリシャから来た「脱税カルチャー」をもつ
移民への対策らしいのです。

ギリシャ移民を厳しく監視しないと、払うべきものを払わないのに、老後、楽がしたくて
どんどん流入したギリシャ移民に対する社会保障がかさんでしまう、ということでした。

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一度、しみついた国民性はなかなか変えられないのかもしれませんが、どこかで心を
いれかえてもらわないと、ギリシャの破綻は、EU.アメリカにも及んで世界を極貧に導く
「引き金」になる危険があります。

                 直道



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プレデター論 結

  •  2011.06.29 18:37



6月29日(水)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

映画の一番の見どころは、そんな強力凶悪なプレデターの猛攻に対し、弱者である人間が、
あきらめることなく、どう対処するか、という点に集約されます。

なにしろ、あのシュワちゃんが、苛められっ子のように、ひたすら、なぶりものにされ続けます。

そんな極限状態の中、あきらめず敵の弱点を探し、勝機をうかがう姿勢は、今後、宇宙時代を
迎える地球人類や、近いところでは、帝国主義を突き進む凶悪な隣国を抱えた日本にとって、
忍耐と勇気の原理として参考になる点が大いにある、と感じる次第です。

もっとも、本作品を女性にお勧めすると、思い切り引かれることがあるかもしれません(笑)

       直道


プレデター論 2

  •  2011.06.28 22:26



6月28日(火)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

プレデターの外見を言いますと、うろこ状の皮膚に、鋭い爪と牙、身長は約3m弱。

腕力、脚力とも、人間のおよそ3~5倍はあり、その上、科学技術を駆使した武器と
防具を、これでもか、といわんばかりに装備しています。

姿を相手から隠すための光学迷彩システムに、槍、手裏剣、両腕に仕込んだブレイド、
さらには高精度の照準器がついたビームガン(肩に装着)など、地球にはない高度な
武器ばかりを使いこなします。

戦えば圧倒的に地球人が不利ですが、彼らの狩りの「掟」として、自分よりも極度な弱者、
たとえば、子供、老人、病気を抱えた人、妊娠中の女性には絶対に手をだしません。

武器を携帯している健常者のみを戦闘の相手とする、一種の「美学」をもっているのです。

要は宇宙最強の戦士たらん、と常に強い相手を求めて星々を狩場にする、という、地球人には
エラく迷惑な輩なわけです。  

つづく

       直道



プレデター論

  •  2011.06.27 21:31
6月27日(月)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

なぜ、『プレデター』をおすすめするのか。

一つには、作品の持つクォリティの高さがあげられます。
主人公は一番、脂がのっていた時期のアーノルド・シュワルツェネッガー。

南アメリカのジャングルでゲリラに捕えられた政府の要人救出に赴いた、
シュワちゃん率いる特殊部隊が、派手なアクションでゲリラを壊滅させるまでが、
映画の前半。

後半は、特殊部隊の活躍の様子を、じっと物陰から観察していた、
異星からやってきた狩人(プレデター)が、忍者のごとく気配を消した動きで、
隊員たちを一人づつ仕留め、最後に隊長であるシュワちゃんと雌雄を決する、
というストーリーです。

一つの映画で二度、おいしい見せ場のある点、ジョージ・クルーニー主演の
『フロム・ダスク・ティル・ドーン』のような凝った創りになっているわけです。

しかし、もう一つのお勧めの理由こそ、実は決定的です。  

つづく

                       直道

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侵略系SF映画

  •  2011.06.26 15:55
6月26日(日)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

このところ、ハリウッド発信の映画では、いわゆる宇宙からの侵略系のSF映画が
やたら増えています。

「そういう類は20年以上も前からあったよ」と言われるかもしれませんが、
最近の傾向は「救いがない」ことです。

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つまり、『宇宙戦争』でも『インディペンデンス・デイ』でも
『バトル・フィールド・アース』でも『ビジター』でも、
最後は、辛(から)くも人類が勝利するスタイルで終わっていますが、
最近の侵略映画では侵略されて「終わり」です。

あたかも「人類の運命はこうなるのだよ」という失望感をかきたて、
その現実を強く「引き寄せる」のが目的であるかのような、
ネガティブなつくりの作品が、堂々と公開されているわけです。

昨年から今年にかけては『スカイライン」と『バトルL.A』が代表格の映像で、
二作品ともロスが舞台です。

おおまかなスト―リーは、ある日、突然、異星からの円盤による攻撃が始まり、
地球上の主要都市が粉々に破壊され、人々は宇宙船の牽引ビームでことごとく拉致され、
地球は制圧されておしまい…という内容です。

が、続編もあるのかもしれませんが、これで金をとるんかい、というような嫌な後味だけを
残して劇場を去るのみです。

日本でも、二つとも上映されるようですが、正直、あまりお勧めはしません。

自分のお勧めは、何と言っても『プレデター』シリーズです。 

つづく

                       直道




大陸横断鉄道 2

  •  2011.06.25 17:15



6月25日(土)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

アメリカ人にとって、表だってはいいませんが、鉄道は、どちらかというと、
貧しい階層の乗り物、というイメージが強いようです。

確かに、映画などで描かれるシーンでも、
富裕層が地下鉄やアムトラックに乗る際には、乗ること自体が、
とても違和感がある、というような描かれ方になっている気もします。

車と飛行機こそが乗り物の代表格という国に、リニアの効用を説くには、
一段の工夫が必要になりそうです。

       直道



大陸横断鉄道

  •  2011.06.24 21:43



6月24日(金)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

アメリカの国土は、いうまでもなく、広い。いや広すぎます。

土地がありすぎて、持て余しているように見える地域も沢山あります。

こういう場所にこそ、大陸横断鉄道を、しかもリニアで、しかも国家事業で
興していけば、将来の資産につながる、よい公共投資になると思います。

ところが、アメリカ人にとっての「鉄道」のイメージは、それほど素晴らしいものでは
ない、ということが、いろいろな話を伺ううちに分かってきました。

(つづく)

       直道



悩ましい米国

  •  2011.06.23 23:33
6月23日(木)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

米国と日本の経済状況は、かなり似たところがあるため、米国の復興にもl
日本でとるべき経済政策が、かなりあてはまるように感じます。

これは実際、米国の政治関係者も複数述べていたので、信憑性はあります。

本格的な経済成長の前に、まずは雇用の改善を通じて景気の回復を図るべきで、
そのためには無駄にならない効果的な公共投資であれば、
将来のためにも一石二鳥です。

ところが、オバマ政権はバラマキ政策が多く、
将来のツケになるような支出が多いとの批判があります。

反対に共和党は、財政支出自体が「NG」という論者が多く、
公共投資の議論など、うかつにはできない状況です。

大統領選を控え、両党とも、悩ましいにらみ合いが続いている状況です。

       直道



70億人突破

  •  2011.06.22 21:57
6月22日(水)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

世界の人口が、本年10月にはついに70億を突破する、と、国連が発表しました。

99年には60億を突破したばかりなのに、わずか12年で10億人、という驚異的な
人口増です。

特にインド、中国などアジアでの増加が顕著なようですが、世界的に問題視される、
エネルギーや食糧問題を解決する手立てを早急に確立しないと、戦争などが勃発し、
淘汰の原理が働くことを懸念しています。

日本が世界で果たすべき役割を遂行するためにも、無能な総理は早く退場してくれ。

       直道



まだ、やらねば…

  •  2011.06.21 20:56



6月21日(火)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

退陣を表明しながらも、延命をはかり続ける管氏が、昨晩、岡田幹事長に、そう語ったそうです。

尖閣事件に続き、未曾有の大震災を引き起こした時の総理、というだけで、不運で縁起が悪い
人物であることを証明したようなものなのに、これ以上、居すわられたら、次はもっと、
悪いことがなど起きてしまいそうです。

南シナ海問題、北方領土問題など、国防上の危機を呼び込むような、嫌な予感がしてなりません。

菅氏の辞任は、日本にとって、大切な「厄落とし」だと考えています。

       直道



世界人気食品

  •  2011.06.20 21:31



6月20日(月)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

民間国際協力団体Oxfamのイギリス支部の発表によると、
世界の人気食品ランキングで、堂々の1位に選ばれたのは、
パスタでした。

2位が肉料理、3位が米料理、4位がピザ、5位が鶏料理、
6位が魚介類、7位が野菜類、8位が中華、9位がイタリアン、
10位がメキシカンとのことです。

N.Yは食の都ですので、いたるところにパスタやイタリアンの店があります。

ただ、リトルイタリーなどの、ガイドブックにあるようなそれなりの店に入っても、
「ありえない…」ような、l美味しくない店も、実際には数多くあります。

「なんでイタリアンの店で稲庭うどんを食わなきゃいけないんだ…」というような
ブヨブヨのパスタが出てくることも、一度や二度ではありません。

前回も申し上げた気もしますが、日本で食べる各国料理は最高レベルです。

       直道



観光マルチビザ

  •  2011.06.19 22:11
6月19日(日)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

7月1日から日本政府は、中国人観光客を特別の対象に、
3年間という異例に長期の観光マルチビザを発行します。

このビザの規定では、3年間、自由に中国と日本を往復できる
条件として、最初に沖縄から入国することを要求しています…

何を考えているのでしょうか。

沖縄からスタートして、日本中を
周遊してもらう、という最大経済効果を狙ってのことだと説明したい
のでしょうが、よりによって、国境問題を抱える沖縄を「釣り餌」に
するとは、何事でしょうか。

やはり現政権は、中国の出先機関だと疑われても仕方ありません。

何度もいうのが馬鹿らしいのですが、とにかく早く首相は辞めてくれ。

       直道


3度目の復興

  •  2011.06.18 18:38
6月18日(土)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

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日本は明治維新、第二次大戦、と、二度の大きな変革期を乗り越えてきました。

わずかな期間で世界の一流国の仲間入りを果たしてきました。

今回の震災で、日本がただちに滅亡することはないでしょうが、政権が打つ手を
見るかぎり、先日申し上げたように、破滅への道を歩む危機に直面しています。

「失われた20年」に陥り、時代の変化に順応できす、国際化が遅れている現状を
打破し、思想と行動に激変を起こすことが、3度目の復興の唯一の希望です。

こちらに居て、やれる限りのことはやり遂げる所存で、毎日を送っています。

                               直道




やはりYMO

  •  2011.06.17 23:39



6月17日(金)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

イエロー・マジック・オーケストラの久しぶりのベスト盤が発売されました。

選曲にあたってはニューヨークの20代の若者の意見を聞きながら、案を
作成した、とのことです。

80年初頭に世界に名を轟かせた彼らの存在は、心に強く焼き付き、
今も自分にとっての「勇気の原理」となっています。

今回のベスト盤は、Blue‐ray Discの技術を活かした高品質のCDになっています。

最新のりマスターが施され、音の鮮明度が爆発的に向上しています。

今月26日には、31年ぶりにロサンゼルスでライブを敢行する予定です。

       直道



増税地獄到来

  •  2011.06.16 21:05
6月16日(木)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

政府は東日本大震災の復興財源として発行する復興債の償還に充てるため、
所得税と法人税を一割程度、増税する方針を発表しました。

さらに消費税については、社会保障との一体化で段階的に10%にする方針には
変わりはありません。

大増税+原発停止+節電+電気料金引き上げで、このまま放っておいたら、
日本経済は、限りなく、壊滅への引き金を引くことになります。

       直道



徴兵令の施行

  •  2011.06.15 22:32



6月15日(水)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

激化しつつある南シナ海問題の中、ベトナムでは、1979年以来となる、
徴兵令が施行されました。

つい先日には実弾演習を実施したばかりですが、
さらに7月には南シナ海で米国と合同演習を実施する、と発表。

昨日、お伝えしたフィリピン政府の対応も含め、中国側の反発は必至ですが、
主権国としてはあたり前の対応でもあります。

徴兵令の是非はさておき、姿勢については日本も見倣うべきです。

       直道


海洋強国宣言

  •  2011.06.14 22:44
6月14日(火)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

世界海洋デーの6月8日、「海洋強国振興学術交流会」のオープニングスピーチで、
中国海洋局の劉局長は、「中国は海洋強国をめざす」と誓い、「中国が領有権を持つ
海域の支配力を強化する」と宣言しました。

ここに劉局長がいう「海域」とは、尖閣、およびスプラトリー諸島をさすとのことです。

これを受けてか、先日もお伝えしたフィリピンでは、政府が、南シナ海の呼称を、
西フィリピン海へと呼称変更する旨を発表しました。

日本政府もこれをみならい、東シナ海を「南日本海」とでも呼んではいかがでしょうか。

       直道



「のぼうの城」

  •  2011.06.13 17:52



6月13日(月)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

本来は、今年の春ぐらいに上映される予定だった映画の原作です。

ご存知の方も多いと思いますが、実話をもとにしている点、痛快で
面白い作品です。3年前に原作を読みましたが、お薦めです。

「小が大を制する」「最後まであきらめない」「徳が仕事をする」
というような要素に溢れています。

いま、自分には勇気が必要だ、という方、ぜひ、お読みください。

       直道


日本に似てる

  •  2011.06.12 18:30
6月12日(日)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

アメリカの失業率は、増加の一途をたどり、改善のメドが立っていません。

NYでも、開催される就職フェアには、人があふれている状況です。

車の不動産も売れない状況で、企業の雇用者へのさまざまな規制も続いており、
活発な消費活動や雇用の増加は、とても見込める状況ではありません。

ある意味で、日本が置かれている経済状況とかなり似ているといえます。

成長基盤にのせるためには、減税だけではたりず、ダイナミックな、
未来につながる公共投資で、一気に雇用を増やす必要がありそうです。

問題は、何を投資の目玉にするか。よく考えなければなりません。

                           直道



中国軍活発化

  •  2011.06.11 21:55



6月11日(土)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

先日、沖縄本島と宮古島の間、日本の領海内を中国の軍艦が侵入、横断しましたが、
時を同じくして、南シナ海でも中国軍は活発に動いています。

ベトナムの領海内で、ベトナムの石油探査船のケーブルを、頻繁に切断する、という
行為を繰り返しています。

世界から顰蹙を買うことなど、まるでおかまいなし、あるかのように振る舞う裏には、
どんな事情があるのでしょうか。

       直道


オバマ支持率

  •  2011.06.10 23:54
6月10日(金)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

ビン・ラディンの射殺で一瞬、上昇したオバマ大統領の支持率が、最近また、低下しています。

原因は、失業率が改善されず、むしろ失業者が増えているためです。

その意味では、共和党に大チャンス到来なのですが、実際には共和党にも失業率改善の目玉を打ち出しきれていないために、攻めあぐねている感じです。

日本もアメリカも似た経済状況であるために、景気回復の秘策も自ずと近いものになると考えています。

       直道



IMFの予測

  •  2011.06.09 22:04
6月9日(木)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

このほど、国際通貨基金(IMF)が、2016年には中国が米国を追い抜くだろうとの予測を発表しました。

しかし米国の立場からすれば、さすがにこの予測には無理があると思います。

米国の人々の実際の豊かさをみても、米国人の平均年収47500ドルに対し、中国では7500ドルです。

今の中国はトータルな意味では、いまだ貧困国です。

情報の入手も公開も困難な国が、世界レベルでの経済を起こすことは不可能です。

されど、この「分相応」に気づかなければ、中国は近々、手痛いしっぺ返しを米国から喰らうかもしれません。

       直道



リニア遅すぎ

  •  2011.06.08 11:32



6月8日(水)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

まだ誰もコメントしないようなので、あえて力説します。

このほど、リニア中央新幹線の見通しが発表されました。

JR東海が主導で、品川―名古屋間が2027年、名古屋―大阪間が2045年開通予定だそうです…。

一体、何事でしょう。

これが計画と呼べるのでしょうか?

超先進国のはずの日本が、30年以上かけてノロノロと工事を進めるなど、もはや「死に体国家」としか思えません。

国家としての戦略がなさすぎるのでしょう。

だからJRに計画を主導させて、まるで今の原発対応における東電同様、責任を押し付けるスタイルに陥っているのです。

遅すぎます。

今の日本の技術力と事業の遂行能力から見積もれば、10年以内に完成させられるはずです。

いやむしろ、経済復興と防災・国防の観点をにらんだ場合、10年以内に完成させるだけの戦略性が必要だと考えます。

30年もかけていたら、すでに他の輸送技術が開発されているかもしれません。

計画自体が時代遅れとなり、巨大な不良債権と化したら、あまりに愚かです。

とにかく、早く、現政権は退陣してくれ。

       直道


フィリピン陥落!?

  •  2011.06.07 20:31
6月7日(火)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

先日、アジア安全保障会議における、アメリカ・ゲーツ長官の、中国に対する、
牽制の発言についてお伝えしましたが、そんな最中、油田海域を中国海軍に
侵攻されたフィリピンでは、元大統領のコメントや大手新聞で「フィリピン政府は
南シナ海問題で中国に勝てない以上、敵対せず、友好関係を築くべきだ」
という論調が話題になっています。

記事では「軍事力で中国に勝てない以上、中国側につくべきだ。それは
情けない行動ではない」と強調しています。
さらに「中国との戦争には永遠に勝ち目はない。ならば、中国とともに歩んでいこう」
という事実上の降伏宣言にも近い内容となっています。

中国によるメディア工作奏功しているともとれますが、元大統領までもが、主権を
放棄するような発言をしていることに悔しさを覚えます。

はやく日本は強くならねばならない。そう一段と強く決意させる事件です。

                             直道

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退陣は早めに

  •  2011.06.06 23:01
6月6日(月)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

詐欺師、ペテン師。

いろいろな言い方がなされているようですが、
いずれにしても早くお辞めいただくにこしたことは
ありません。

知り合いの大手マスコミ人も、
「史上最悪の総理だ」と吐き捨てるように言っていました。

しかし、このツケは、大きなものになりそうです。

景気衰退、停電、原発停止、大増税。

将来、日本解体の「大元締め」として
歴史に記録されるでしょう。

       直道



中国への警告

  •  2011.06.05 15:37
6月5日(日)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

米国のゲーツ国防長官が、安全保障会議のためにシンガポールを訪問しましたが、
北東アジアに加えて東南アジアの米軍も強化する旨のコメントを出しました。

往路の飛行機内でも記者団に対し、「中国は旧ソ連の教訓に学び、
米国と競争する意志はないようだ」ともコメントしています。

いずれもオバマ政権以降、増長する中国に対する、米国による警告です。

天安門事件から22年を経た中国は、いまだ劉暁波氏を監禁したままですし、
つい先日もフィリピンの油田を侵害しました。

日本が果たすべき役割の重さを考えるほど、可及的速やかに菅氏には退場して
もらわねばなりません。

                    直道



ロムニー候補

  •  2011.06.04 19:46
6月4日(土)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

先日、アメリカ大統領選の共和党候補として正式に、元マサチューセッツ州知事のミット・ロムニー氏が立候補しました。

アメリカ国内では、最も有名な共和党候補ですが、日本ではなじみのない方もおられると思います。

ロムニー氏は共和党支持者の中では「風見鶏」というあだ名があり、意見がコロコロ変わりやすい、との見方が強いようです。

州知事時代には皆保険制度を州で導入したこともあるため、オバマを批判しにくい、という弱点が指摘されています。

       直道



その場しのぎ

  •  2011.06.03 09:44
6月3日(金)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

「俺は辞める気はない」。案の定の人物でした。

その場しのぎの「死んだふり」は、多くの国民の絶望を決定的にしました。

流れが変わった、とみるや「勝ち馬」に乗らんとして賛成から反対にまわり、地位に汲々とした民主党代議士達も同様です。

「一定のメド」には、まだ数年かかりそうです。

日本は最大不幸社会にまっしぐらです。
       直道



否決を受けて

  •  2011.06.02 16:40
6月2日(木)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

さきほど、野党提出の内閣不信任決議案が否決されました。

昨日まで、民主党から大量の造反議員が出る予定だったのが、
鳩山元総理による「条件つき退陣」の進言により、本会議に先立つ
民主党の代議士会で、首相の退陣表明により、党内が一枚岩に。

この動きをどうみるか。政局がらみでいろいろな分析は可能です。

しかし、世界からはますます「信用なき日本」のレッテル貼りが、
強くなることは確実です。

G8で各国首脳の前であれだけ原発対応への信頼を強調し、太陽光
発電の目標値までぶちあげておきながら、帰国直後のこの始末です。

「一体、日本の誰と話をしたらいいんだい(笑)」というのが、各国要人の
本音でしょう。

「一定のめどがついたら辞任」など、自ら中途半端な「死に体総理」の宣言を
することなく、つっぱねて、今日の本会議で潔く戦う姿勢を貫いて爆死するか、
あるいは民意を汲んで、G8前に辞めておく、というのが、国際社会に対する
日本の指導者がとりうる、せめてもの責任の取り方ではなかったでしょうか。

                           直道

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中露の脅威論

  •  2011.06.01 22:18



6月1日(水)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

先日、都内で国際交流会議「アジアの未来」が開かれ、シンガポールの
リー・クアン・ユー顧問相が、「中国をコントロールできるのは米国だけだ」
と強い語気で発言し、アジアの危機への備えを訴えていました。

この点、現在のアメリカはどのよう考えているのでしょうか。

オバマ大統領は予算削減計画の目玉に国防費の削減を掲げています。

これに対し、米軍は、ビン・ラディン亡き後の仮想敵国として中露を挙げ、
予算獲得に躍起になっています。

先月末の科学関連フォーラムの席上、米空軍のモーズリー前参謀長は、
米国が将来的に中露両国と軍事衝突する可能性が極めて高い、と発言。

かつて同氏は、在任中、ブッシュ前大統領に対し、中露との衝突の可能性は
「ゼロに近い」と答えていただけに、意見が正反対に変わったことになります。

下院の軍事委員会でも、中国のステルス戦闘機や大陸間弾道ミサイルの脅威が
議論の焦点になっています。

中露にあてる国防費がどの程度削減されるのかは、日本としても要注目です。

       直道


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