ノーベル平和賞に寄せて
- 2009.10.10 15:02
10月10日(土)
あえばハッピー!!のあえば直道です。
今年のノーベル平和賞は、バラク・オバマ大統領に決まりました。
「核兵器のない世界」というオバマ氏の理想が、兵器開発の反省から
創設された平和賞の理念と重なり、核兵器廃絶の機運を後押しする、
委員会の政治的意図からの決定につながったのだと思われます。
まずは「おめでとうございます」とお祝いした上で、これからが大変だと
思います。
かつてゴルバチョフ氏が90年に同賞を受賞した際には、既にペレストロイカ
(情報開示)から冷戦終結への動きが活発化していました。それに比べ、
オバマ大統領の場合、まだ主だった業績はなく、平和の理想に向けての
宣言がなされ外交交渉もスタートしたばかりです。
期待が先行した「理想」に対する受賞の真価は、これから問われることに
なります。
核保有が国家間の安全保障を担保する、という考えが世界の趨勢を占める
現在どんな舵取りで理想を実現させるのか、政治手腕を注目していきたいと
思います。
直道
あえばハッピー!!のあえば直道です。
今年のノーベル平和賞は、バラク・オバマ大統領に決まりました。
「核兵器のない世界」というオバマ氏の理想が、兵器開発の反省から
創設された平和賞の理念と重なり、核兵器廃絶の機運を後押しする、
委員会の政治的意図からの決定につながったのだと思われます。
まずは「おめでとうございます」とお祝いした上で、これからが大変だと
思います。
かつてゴルバチョフ氏が90年に同賞を受賞した際には、既にペレストロイカ
(情報開示)から冷戦終結への動きが活発化していました。それに比べ、
オバマ大統領の場合、まだ主だった業績はなく、平和の理想に向けての
宣言がなされ外交交渉もスタートしたばかりです。
期待が先行した「理想」に対する受賞の真価は、これから問われることに
なります。
核保有が国家間の安全保障を担保する、という考えが世界の趨勢を占める
現在どんな舵取りで理想を実現させるのか、政治手腕を注目していきたいと
思います。
直道
« | HOME | »