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トランプ問題

  •  2015.07.09 22:00
7月9日(木)

少し前に大統領候補に名乗りを上げた、アメリカの「不動産王」ドナルド・トランプ氏の不用意な発言が、メディアだけでなく、共和党本部でも物議をかもしています。

議論になっているのは、中南米からの移民問題についてで、移民のことを、トランプ氏は、「麻薬や犯罪を持ち込む。彼らは強姦犯だ」と罵っていることです。

水曜日の午後、業を煮やした共和党全米委員会議長のラインス・プリーバス氏は、トランプ氏に対し、不法移民について話をする際の懸念について電話をかけました。

プリーバス議長は、
「これだけはぜひ伝えたい。私は4年間かけて、ヒスパニックのコミュニティに浸透していこうと努力している。どのように私たちが不法移民に対して党として取り組むかは、とても重要なんだ」
という趣旨の内容をトランプ氏に伝えました。

4年間、議長の挙動を見てきましたが、大統領候補に対し、ここまで踏み込んで意見具申をしたのは初めてです。

たしかにマイノリティ対策は、2012以来の共和党の、勝利に向けたキモにあたる戦略です。

たとえ大統領候補が相手であろうと、背に腹は変えられない、プリーバス議長の「本気」を、あらためて垣間見ました。

       直道

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