アメリカの思惑 その2
- 2010.03.07 18:32
3月7日(日)
あえばハッピー!!のあえば直道です。
オバマ大統領は、かねてから「核兵器なき世界の実現」を提唱していましたが、
アメリカ政府は、今月初頭、今後5~10年の核政策指針となる
「核戦略体制のい見直し」報告で、核兵器数千発を恒久的に削減する、
という方針を打ち出しました。
ご丁寧にも、ブッシュ時代に提唱していた「地下貫通型の核弾頭」など、
新型核兵器の開発も行わない方針も盛り込まれています。
その上でどうやって、自国と同盟国の安全を実現するかについては、
「ミサイル防衛などを強化することで、地域的な抑止における
米国の核兵器の役割を減らせる」としています。
ミサイル防衛の強化にどれだけの抑止力があるのかはわかりませんが、
にわかに非武装平和路線にシフトするかのような意味不明な方針には、
首をかしげざるをえません。
自国の権益保持に国力の全てを数百年間、注ぎ続けてきたアメリカですから、
発言の裏には何かあると考えるべきです。
つまり、核兵器に頼らなくとも、何か核に変わる「別の抑止力」の開発に成功した、
とみるのが、一番、納得のいく分析ではないかと思われます。
現在、調査を続けていますので、やがて明らかにできれば、と思います。
直道

あえばハッピー!!のあえば直道です。
オバマ大統領は、かねてから「核兵器なき世界の実現」を提唱していましたが、
アメリカ政府は、今月初頭、今後5~10年の核政策指針となる
「核戦略体制のい見直し」報告で、核兵器数千発を恒久的に削減する、
という方針を打ち出しました。
ご丁寧にも、ブッシュ時代に提唱していた「地下貫通型の核弾頭」など、
新型核兵器の開発も行わない方針も盛り込まれています。
その上でどうやって、自国と同盟国の安全を実現するかについては、
「ミサイル防衛などを強化することで、地域的な抑止における
米国の核兵器の役割を減らせる」としています。
ミサイル防衛の強化にどれだけの抑止力があるのかはわかりませんが、
にわかに非武装平和路線にシフトするかのような意味不明な方針には、
首をかしげざるをえません。
自国の権益保持に国力の全てを数百年間、注ぎ続けてきたアメリカですから、
発言の裏には何かあると考えるべきです。
つまり、核兵器に頼らなくとも、何か核に変わる「別の抑止力」の開発に成功した、
とみるのが、一番、納得のいく分析ではないかと思われます。
現在、調査を続けていますので、やがて明らかにできれば、と思います。
直道

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