アメリカ移民事情
- 2010.03.22 14:21
3月22日(月)
あえばハッピー!!のあえば直道です。
今日は夕方、約60年前に東欧のラトビアから移民としてアメリカに
渡ってこられたジョージさんから、お話を伺うことができました。
ジョージさんは14歳で渡米して以来、靴みがきから仕事を始め、
一から英語を学び、30年に及ぶ陸軍での兵役を勤めあげ、今ではアトランタでも
有数の不動産業者として成功されている立派な方でした。
アメリカという国に対しては「機会の平等を与えてくれたことに心から感謝して
いる」と、しみじみ話されていました。
しかし今のアメリカの移民政策については否定的でした。「機会の平等に基づい
て努力した者に道を拓くのではなく、頑張った者から税金を吸い上げて、低所得
の移民にばらまく方針だから」とのことでした。
それも政治家達が選挙での「移民票ほしさ」にやっていることが、アメリカを
没落に導くから許せない、ということでした。
この点、今の日本政府と非常に似た状況にあるように感じられ、他人事とは
思えない気持ちで話を伺うことができました。
ジョージさんは、兵役中、4年間、沖縄にも駐留され、奥様も日本人であること
から、日本の国情にも通じておられ、日本の移民政策についても次のように
アドバイス下さいました。
「日本の今の政府では、移民政策を実行しても、うまく機能せず、混乱が起きて
国民に危害が及ぶだけではないか。確固たる国家観をもつ責任政党が誕生する
まで、移民の受け入れには慎重な方がよいと思う」とのことでした。
移民国家の真髄に精通している方ならではの、示唆に富む提言に心から感謝
します。
ジョージさん、ほんとうにありがとうございました。
直道

あえばハッピー!!のあえば直道です。
今日は夕方、約60年前に東欧のラトビアから移民としてアメリカに
渡ってこられたジョージさんから、お話を伺うことができました。
ジョージさんは14歳で渡米して以来、靴みがきから仕事を始め、
一から英語を学び、30年に及ぶ陸軍での兵役を勤めあげ、今ではアトランタでも
有数の不動産業者として成功されている立派な方でした。
アメリカという国に対しては「機会の平等を与えてくれたことに心から感謝して
いる」と、しみじみ話されていました。
しかし今のアメリカの移民政策については否定的でした。「機会の平等に基づい
て努力した者に道を拓くのではなく、頑張った者から税金を吸い上げて、低所得
の移民にばらまく方針だから」とのことでした。
それも政治家達が選挙での「移民票ほしさ」にやっていることが、アメリカを
没落に導くから許せない、ということでした。
この点、今の日本政府と非常に似た状況にあるように感じられ、他人事とは
思えない気持ちで話を伺うことができました。
ジョージさんは、兵役中、4年間、沖縄にも駐留され、奥様も日本人であること
から、日本の国情にも通じておられ、日本の移民政策についても次のように
アドバイス下さいました。
「日本の今の政府では、移民政策を実行しても、うまく機能せず、混乱が起きて
国民に危害が及ぶだけではないか。確固たる国家観をもつ責任政党が誕生する
まで、移民の受け入れには慎重な方がよいと思う」とのことでした。
移民国家の真髄に精通している方ならではの、示唆に富む提言に心から感謝
します。
ジョージさん、ほんとうにありがとうございました。
直道

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