撤退のリスク
- 2010.10.16 23:57

10月16日(土)
あえばハッピー!!のあえば直道です。
昨日の報道で、トヨタの看板車種ともいえるカローラの、海外輸出用車の国内生産を
2013年までに打ち切り、すべて海外工場に移転する、と発表しました。
円高、デフレに喘ぐ日本経済の中で活路を見出だすための経営方針なのでしょうが、
裏目に出ないことを祈ります。
先日、述べたように、中国には大きなリスクが潜んでいるのが一つ。
もう一つは、相次ぐリコールにみられるように、海外で生産した日本社製品の技術低下が、
日本のモノづくりに対する信用への大打撃に繋がる懸念があるからです。
車に限らず、最近では、ソニーやパナソニックの家電製品も、海外生産品については、
かなりリコールが出始めています。
家電では韓国の追い上げも激しいことを考えると、日本製品ブランドの信頼を高める方針を
とることが、長い目でみた繁栄のための戦略ではないか、とも思います。
直道
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