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「ヤマト」名言集

  •  2010.12.06 20:20

12月6日(月)

あえばハッピー!!のあえば直道です。

自分の人生観に影響を与えた、「宇宙戦艦ヤマト」中の名言を、
原作やスピンオフ作品の中から、いくつか、ご紹介します。

〇「明日のために、今日の屈辱に耐えるんだ」(by 沖田艦長)

…「ヤマト」建造以前、圧倒的な技術力の差により、敵星・ガミラス軍の宇宙艦隊の前に、
 全滅寸前の地球防衛軍。特攻により体当たりで敵艦に突っ込もうとする
 駆逐艦「ゆきかぜ」の若き艦長・古代守(古代進の兄)に対して、「ここで 全滅したら
 地球を守るために戦う者がいなくなる。自滅はいかん。わしに続け!」と、
 当時、地球軍提督だった沖田十三が、古代への説得を試みた言葉。
 しかし古代は「ここで撤退したら、死んでいった戦友に顔向けできません。男なら、
 戦い抜いて、1つでも多くの敵を道連れにすべきです。」と、沖田の命令を無視。
 実は沖田自身も、この決戦に出撃した息子を、敵艦隊に殺されていた。そうした中、
 恥を忍んで撤退を決断するのは、指揮官としても、さぞ、辛く悔しかったに違いあるまい。

〇「我々は死にに行くのではない。明日に命をつなぐために逝くのだ」(by 古代守)

…一見、上官の命令をただ無視したかにみえた「ゆきかぜ」の古代だったが、
 実は、すでに 地球へ帰還するだけの余力が、艦自体に残っていなかった。
 ならば、沖田提督の乗る旗艦だけでも逃す「楯」になることで、
 明日への希望をつなごうとしたのが、古代の判断であった。
 上記の言葉は特攻直前に、古代を信頼してやまない「ゆきかぜ」のクルーに対し、
 艦内放送で語りかけた際の言葉。「意義ある死に場所」の1つのケースか。

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〇「地球か…。 何もかも皆、懐かしい」(by 沖田艦長)

…14万8千光年の旅を終え、無事、地球に帰還を遂げる直前、
  癌に侵された体で艦長室に横たわり、窓に映る赤茶けた地球を眺めながら、
  死ぬ間際に放った、沖田艦長の「独り言」。
  何の保証も勝算もない中で、地球総司令部を説得して、イスカンダルへの旅を主張し、
  本来、脱出船になるはずだった「ヤマト」を、戦艦として改造して借り受け、いわば
  「賭け」に勝った沖田が放った万感の一言は、あまりに重い。
  結局、沖田は、地球にたどり着く前に死ぬ。それでも悔いはない、という沖田の心が、
  多くの人々の胸に突き刺さる、名言中の名言。

                      直道





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