英国救済論
- 2011.01.07 22:41
1月7日(金)
あえばハッピー!!のあえば直道です。
英国が今、巨額の財政赤字を抱え、瀕死の危機の中にあります。
対外債務は10兆ドル(GDPの4年分!)を超え、昨春のギリシャに
匹敵するか、下手をすると凌駕するほどの衝撃を、これから世界に
与えるかもしれません。
政府は消費税(付加価値税)の大幅増税を決め、教育予算も削り、
昨年の暮れには大学で大暴動寸前までいきました。
英国債が世界の市場の信認をなくしたら、一気に売り浴びせられ、
昨春のギリシャの二の舞になる日が近づいているような気もします。
ポンドの値段も、静かに下がり続けています。
昨秋、英国は必死に、中国の支援を得ようとしていました。
しかし、こんな時こそ、日本の出番だと私は思います。
理由は、第一に、次の金融危機の震源がイギリスになった場合、
ヨーロッパを超えて、アメリカにも激震が走り、従って日本経済も
大打撃を受けるため。
イギリスを援助することは世界や日本への津波を避けることに
つながるからです。
第二の理由は、先日の「平和のための核武装」の外交カードを
確保するため。
日本の核武装を牽制する急先鋒は、中国とアメリカでしょうが、
イギリスを味方につけておくことで(日英同盟の復活)、
少なくともアメリカへの懐柔役を、イギリスに手伝ってもらい
たいからです。
世界でアメリカにモノが言えるのは、せいぜいイギリスぐらいです。
経済でも国防でも、日本の国益にとって、イギリスの存在には
大きな価値があります。
直道

あえばハッピー!!のあえば直道です。
英国が今、巨額の財政赤字を抱え、瀕死の危機の中にあります。
対外債務は10兆ドル(GDPの4年分!)を超え、昨春のギリシャに
匹敵するか、下手をすると凌駕するほどの衝撃を、これから世界に
与えるかもしれません。
政府は消費税(付加価値税)の大幅増税を決め、教育予算も削り、
昨年の暮れには大学で大暴動寸前までいきました。
英国債が世界の市場の信認をなくしたら、一気に売り浴びせられ、
昨春のギリシャの二の舞になる日が近づいているような気もします。
ポンドの値段も、静かに下がり続けています。
昨秋、英国は必死に、中国の支援を得ようとしていました。
しかし、こんな時こそ、日本の出番だと私は思います。
理由は、第一に、次の金融危機の震源がイギリスになった場合、
ヨーロッパを超えて、アメリカにも激震が走り、従って日本経済も
大打撃を受けるため。
イギリスを援助することは世界や日本への津波を避けることに
つながるからです。
第二の理由は、先日の「平和のための核武装」の外交カードを
確保するため。
日本の核武装を牽制する急先鋒は、中国とアメリカでしょうが、
イギリスを味方につけておくことで(日英同盟の復活)、
少なくともアメリカへの懐柔役を、イギリスに手伝ってもらい
たいからです。
世界でアメリカにモノが言えるのは、せいぜいイギリスぐらいです。
経済でも国防でも、日本の国益にとって、イギリスの存在には
大きな価値があります。
直道

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