悩乱改革 2
- 2011.01.16 16:34
1月16日(日)
あえばハッピー!!のあえば直道です。
福祉国家という響きからは意外ですが、スウェーデンは、
企業間の競争が実に厳しい社会です。
第二次大戦を中立国として生き延びたスウェーデンは、
中立という立場のおかげで、戦後の復興に向けた
欧州各国からの需要に沸きました。
鉄鋼や軍需を中心に経済成長が進み、1960年には、
国民一人あたりのGDPは世界3位となりました。
この1960年こそ、スウェーデンが高福祉・高負担に向かう、分水嶺でした。
すでに社民党政権により、福祉国家への準備は始まっていましたが、
この年、エランデル首相が、初めて増税路線へのアクセルを踏み、
4.2%の消費税が導入されたからです。
その後もスウェーデンの経済成長は続き、70年には、一人当たりGDPは、
アメリカに次ぐ世界2位に達しました。
成長の都度、段階的に増税し、90年に消費税は現行の25%になりました。
(つづく)
直道

あえばハッピー!!のあえば直道です。
福祉国家という響きからは意外ですが、スウェーデンは、
企業間の競争が実に厳しい社会です。
第二次大戦を中立国として生き延びたスウェーデンは、
中立という立場のおかげで、戦後の復興に向けた
欧州各国からの需要に沸きました。
鉄鋼や軍需を中心に経済成長が進み、1960年には、
国民一人あたりのGDPは世界3位となりました。
この1960年こそ、スウェーデンが高福祉・高負担に向かう、分水嶺でした。
すでに社民党政権により、福祉国家への準備は始まっていましたが、
この年、エランデル首相が、初めて増税路線へのアクセルを踏み、
4.2%の消費税が導入されたからです。
その後もスウェーデンの経済成長は続き、70年には、一人当たりGDPは、
アメリカに次ぐ世界2位に達しました。
成長の都度、段階的に増税し、90年に消費税は現行の25%になりました。
(つづく)
直道

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