アカデミー賞
- 2011.03.02 15:28

3月2日(水)
あえばハッピー!!のあえば直道です。
先日、ハリウッド伝統の映画の祭典、アカデミー賞の発表がありました。
様々な部門の賞がありますが、何といっても毎年、一番注目されるのは、作品賞です。
昨日は米国の車業界におけるホンダの健闘をお伝えしましたが、
今日は、映画業界におけるソニーについて、取り上げたいと思います。
1989年、ソニーがコロンビアピクチャーズを買収した時は、
日本、アメリカ双方でかなりのニュースになりました。
おそらくは悔しさも含め、日本の家電メーカーのソニーが、歴史あるハリウッドの牙城を
「侵略」したことは、長年、アメリカでは、批判にさらされてたようです。
それでもソニーはクォリティーの高い作品を世に送り続け、約20年の間に、
14回も作品賞にノミネートされています。
たとえば、「ショーシャンクの空に」「第9地区」などです。
受賞したことは、まだありません。
しかし、政治力渦巻くハリウッドで、それだけ作品賞でノミネートされること自体、
かなりすごいことのようで、今年度も、先日、ご紹介した「ソーシャル・ネットワーク」が
作品賞にもノミネートされ、結果としては、逃したものの、別の部門で三つの賞を獲得しました。
優れた作品を世に問い続ける限り、いつか受賞するでしょう。
アメリカの檜舞台ともいえる分野で横綱相撲をとり続けるソニーに、
これからもエールを送りたいと思います。
直道
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