星をめざして
- 2011.03.10 22:11

3月10日(木)
あえばハッピー!!のあえば直道です。
昨日、NASAのスペースシャトル「ディスカバリー」号が、最後の飛行を終え、
ケネディ宇宙センターに帰還しました。
6月に打ち上げる「アトランティス」号をもって、約30年に及ぶスペースシャトル計画に
幕が下ろされる予定です。
今後はまだ非公開の新しい宇宙計画が進行するのでしょうが、
スペースシャトルが人類の宇宙開発に遺した貢献は実に大です。
最初の飛行から5年後の1986年、当時のチャンレンジャー号が、
打ち上げわずか73秒後で大爆発を起こし、乗組員全員が死亡、
という衝撃の惨事を、当時、何度も何度も映像で見ました。
自分の心を強くとらえたのは、その後の弔辞における、レーガン大統領(当時)の言葉です。
「我々は、星へと向かう際、時として力及ばす、道半ばにして、果てることがある。
しかし我々は、その痛みを乗り越え、さらに先へと進まなければならない。」
当時の自分はなぜか無性に感動して空を見上げていました。
そして2003年にも「コロンビア」号が帰還直前で爆発し、ここでも乗組員全員死亡という
悲劇が起きました。
それでもアメリカ国民世論の80%以上が、計画の続行を望み、中止にならずに今日まできた、
という経緯があります。
大きな哀しみの乗り越えながら、フロンティアスピリットを失わない、
アメリカの国民性は、実にすごいものだ、と当時から感じていました。
日本も、「星をめざす」という姿勢は、ぜひ学ぶべきではないでしょうか。
直道
※『星をめざして』(NEWS) けっこう名曲かな、と思っています…
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