中国機関封鎖
- 2011.05.18 23:47

5月18日(水)
あえばハッピー!!のあえば直道です。
5月16日、スペースシャトルのエンデバーが、最後のフライトに出発しました。
ここで外交上、多少の事件がありましたので、ご報告しておきます。
25回目にして最後の飛行なだけに全世界から注目されていましたが、現場で、
実は、中国人記者の立ち入りが禁止されていたのです。
理由は、今年4月、予算の付帯条項として可決された「ウォルフ条項」に由来します。
内容は、NASAとホワイトハウス科学技術政策室に対し、中国との共同研究を禁止し、
中国の公式機関訪問者の受け入れも禁止する、というものです。
技術の盗用に関し、モラルのない中国機関に対する制裁と警告、という趣旨のようですが、
見方によっては、人種差別ともとれる強硬な米国の態度に、オバマ政権発足当時とは違う、
強いアメリカに回帰しようとする一側面がみてとれるようです。
直道
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